湯島天神と菅原道真
こんにちは。エートスです。
友人が「亀戸天神に行ってきたよ」と、LINEで連絡してきたのですが、私は天神様というと湯島天神を思いつく人間なので、どちらが由緒正しいかと、ちょっとした論争になりました。
結局のところ、菅原道真は京都と太宰府に所縁がある人物で、関東には全く関係がないので、不毛な議論をして終わりました。
そもそもなんで三大天神というのでしょうね。
どう考えても北野天満宮と太宰府天満宮のツートップでしょうに。
三大天神の候補が10社もあるとか、信じられません。
と、三大天神には湯島天神が含まれることがないことを知った、負け犬の遠吠えなのですが。
明日が節分ということもあって、怨霊(=鬼)であり、神様でもある菅原道真の話を調べてみました。
菅原道真はもともと紀伝道(中国の歴史や儒教を教える役職)の家柄であり、勉強ができました。
時の天皇である宇多天皇の抜擢もあって右大臣にまで上り詰めましたが、その後太宰府に左遷され、そこで亡くなりました。
しかし、その後菅原道真のライバルが次々と亡くなっていったり、京都が疫病や天災に見舞われたりしたので、菅原道真の怨霊のたたりと考えられました。
その鎮魂のために北野天満宮が建てられ、菅原道真は怨霊から神様扱いに代わりました。その時、北野に祭られていた火雷神と結び付けられて雷神様の扱いだったようです。
学問の神様として信仰されるようになったのは江戸時代からです。
うーん、学問の神様としての活躍話があるのかと思ったら、そういった話は調べても載ってないですね。何か活躍話でもあれば、それをもとにもっとご利益を高めることでもできるかな?と思ったのですが。
それでも、1000年を超える長い時の中で、信仰を集めてきた神様ですから、力はあるものと、信じたいところです。
それでは、看護師国家試験の合格を祈って!