茨城県 静峰ふるさと公園の八重桜を見に行きたい
今週のお題「復活してほしいもの」
茨城県那珂市にある静峰ふるさと公園に毎年ゴールデンウイークに家族で出かけて行ってましたが、もう5年も行ってません。
去年「行きたい」と家族に提案していたのですが、新型コロナウイルス感染症の事もあって、断念しました。
今年もどうなるか。というか、もう子供も大きくなって、家族で出かけることも難しくなってしまっています。
「復活してほしいもの」とはテーマが少し違うかもしれませんが、復活させたいなあと切望しているので、書いていきます。
茨城県那珂市にある静峰ふるさと公園は八重桜約2000本がゴールデンウイーク前後に咲きます。
またツツジや芝桜も一緒に咲くので、白~薄いピンク~濃いピンクの花が咲き誇っています。
常陸国二宮である静神社の境内と、近くにある湯葉が食べられるお店もセットで毎年家族で出かけていました。
常磐道の那珂I.C.で降りて、国道118号線を北上していくと、静入口という交差点があり、そこを左折すると、ちょっとした小山があり、そこに入っていくと大きな鳥居が右側に見えます。
そこを少し進むと静峰ふるさと公園の駐車場が右側に見えます。
個人的には、神社の鳥居をくぐって、階段を上り、神社に参拝してから山道を通って静峰ふるさと公園に入るのが好きです。
その山道では以前は藤の花を見ることもありましたが、ここ最近(と言っても5年以上前ですが)は見かけていません。
山道を抜けると、一面の八重桜です。八重桜の林といってもいいでしょう。真ん中がへこんで谷のようになっており、両側の丘に八重桜がたくさん咲いています。
日本さくら名所100選にも選ばれているだけあって、圧巻です。
八重桜まつりが開催されていることもあり、公園内には出店もあって、いい匂いがします。
地面はほぼ芝が植えられていて、八重桜の木陰でビニールシートを敷いてお昼ごはんを食べると幸せを感じます。
八重桜は葉桜なので、ソメイヨシノと違って、遠目には緑色が混じるので少し色がくすんで見えます。
しかし何といっても八重桜の最大の特徴は花びらの多さです。
満開になるまでよりも、ちょうどピークを越えて散り始めの時に見に行けたら、視界がピンク色に染まる桜吹雪と桜色の絨毯が見れます。
こればっかりは、前もって予定を立てて行くしかない身としては、予定日に桜の開花状況が合うことを祈るしかありません。
あと、静峰ふるさと公園はゴミが落ちていません!
これは、もう本当に素晴らしいと感動します。
神社の境内とつながっているので、罰当たりなことをしないように皆さんが気を付けているのかもしれません。
また、スタッフの人がマメにごみを拾い集めている努力があるのだと思います。
公園のあちらこちらに段ボールのごみ箱が設置されているので、ゴミを捨てることもできるのでありがたいです。あまり迷惑はかけたくないので、できる限りは持ち帰るようにはしています。
他の花見によくある、酔っぱらいの大騒ぎとゴミの散らかりようは、せっかくの花見を台無しにします。
これがない事が一番の推しと言えます。
夜は灯ろうのライトアップがあります。
他にもイベント日は池・噴水近くのステージでコンサートが開かれています。
八重桜の品種は「関山」(カンザン)がほとんどだと聞いています。オオシマザクラを基にうまれたサトザクラだそうです。
カンザンは桜あんぱんや桜湯などに入れる花びらとして使われています。婚礼の時にはお茶の代わりに桜湯を出すといいますから、縁起がいいものです。
敷地内には「鬱金」(ウコン)も咲いています。
ウコンというと、ターメリック(ショウガ科ウコン属の多年草)のウコンと混同してしまい、勘違いをして恥ずかしい思いをしたことがあります。
淡い黄色をしているので、桜の木とは思えませんが、サクラ属にきちんと属しています。
他には「御衣黄」(ギョイコウ)もあります。
緑色の桜で、上記のウコンの親戚だそうです。ここでしか見たことはありませんが、調べると、色々と咲いている場所があるようですね。
書いていて、やっぱり行きたいという思いがこみ上げてきました。
今年こそは復活させたいところです。