第111回看護師国家試験の合格発表
こんにちは、エートスです。
第111回看護師国家試験が実施されてから1か月以上が経過して、看護師国家試験の合格発表日が来ました。
私が勤務している学校の合格率は、まあ脇に置いておくとして結果が分かるまでの時間はドキドキしますね。
今日は看護師だけでなく、保健師と助産師の合格発表も一緒にありました。
厚生労働省のホームページを参照すると、
臨床工学技士、義肢装具士、歯科衛生士、歯科技工士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、言語聴覚士も同日の合格発表となっていました。
例年の事ですが、厚生労働省のHPに14時発表と書いてありますが、14時ぴったりに合格発表(速報)が更新されて、発表を見ることはまずありません。
だいたい、15分から20分は待つのですが、今年は30分近く待つことになりました。
その頃には、どのような方法かは知りませんが、Twitterでは合格速報が流れていたりします。
思わず見てしまうこともありますが、やはり学生の合否は公式発表で確認したいので、我慢して厚生労働省のHP更新を待ちました。
もう一つ気になるのが、必修問題と一般問題+状況設定問題の合格ラインです。
必修問題は、50問出題で、80%が合格と決まっています。40点としていないのは、採点除外などの不適切問題の処理があるからです。
今回第111回看護師国家試験は、またもこの採点除外等の取り扱いをした問題が複数出ました。
引用元:第108回保健師国家試験、第105回助産師国家試験及び第111回看護師国家試験の合格発表|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
必修問題は、午前問題第1問、6問、午後問題第7問と3つで、一番最初の問題が完全除外となりました。
結果として、40点以上/49問、39点以上/48問という、複数の合格点です。
そして、今年は一般問題+状況設定問題(250点満点)が170点を超えるのではないか、と話題になりましたが、蓋を開けてみれば167点で170点超えとはなりませんでしたね。
最終的には、東京アカデミーさんが出した平均点197点から30点を引いた値となり、いつもの結果となりました。
同時に、第111回看護師国家試験の正答も公表されましたので、各業者から色々な分析結果が出されてくることになるでしょう。
これから1週間は教員セミナー(オンライン)の日々となります。
今後、看護師国家試験の話題は出題基準の改訂へと変わっていくでしょう。
もう次年度、第112回看護師国家試験の対策がスタートします。
それでは、看護師国家試験の合格を祈って!